あまん きみこ 著
岩崎 ちひろ イラスト
ポプラ社 刊
節分の夜、 小さな鬼の子 おにたは 豆まきの音を聞きながら
「にんげんって おかしいな。
おには わるいって きめているんだから
おににも いろいろあるのにな。
にんげんも いろいろ いるみたいに。」
と思っていました。
そうして 鬼の目を刺すといわれる柊を飾っていない
病気のお母さんを看病している女の子がいる家に入りこみます・・・